m-editの日記

加計学園問題を普通の女性として追及していきます。

「これからの日本、これからの教育」(前川喜平/寺脇研)を読んで

文部行政に通う、熱と知恵が伝わってくる 自分自身と学校教育との深い関わりを改めて思い起こした。 70年代初め、高校進学にあたり五木模擬テストの偏差値を見ながら受験校を決めていた姉の姿、論説文を読解するために読んだ「中教審答申」、80年代初め、国…

納得からは程遠い、文科大臣の見解

加計学園の獣医学部設置について、文部科学大臣が行った11月10日の記者会見が文科省のホームページで公開されている。 記者とのやりとりの中で、複数の記者が追究しているのは、「日本再興戦略改訂2015」で出された4条件を加計学園の獣医学部は満たしている…

認可に正当性を見いだせない理由

加計獣医学部について、文部科学大臣の最終判断だけが残っている段階になっているが、愛媛県今治市では市議会による第三者のチェック(建設費についての)がまだ途中であり、住民による訴訟も受け付けられている。こんな学部新設が認め垂れていいのだろうか…

文部科学大臣は職責を果たせ

大学設置審議会が加計学園の獣医学部新設を認める答申を11月10日に出すと報道されている。通常の学部新設ならば、これで学部の新設が認められることになり、来春、新学部が開設、新入生を迎えることになる。 だが、国家戦略特区において学部が新設される加計…

議事録の公表は部分的にすぎない

特区諮問会議に「一点の曇りもない」はでたらめ 加計問題について、加戸元知事と並んで安倍首相が頼りにしているのが諮問会議議長の八田達夫氏だ。加計学園の選定過程に不正はなく、議事録を読めば「一点の曇りもない」ことがわかると言うのだが、残念ながら…

加戸元知事の発言は傾聴に値するのか

加戸元知事の加計学園歓迎は、新都市構想の失敗を隠すため 加計問題を意図的に軽視する人は、「地元が熱望している」あるいは、「四国に獣医学部は必要」という。このブログでは、畜産業の現状を統計で紹介(傾向として、ゆるやかな減少にある。第一次産業の…

webRONZAで憲法と生涯学習を語った前川さん

今こそ、前川喜平さんの憲法観をかみしめる 子どもの貧困や朝鮮学校の授業料無償化について発言してきた前川喜平さんが、かなりまとまったインタビューに応えている。前半は加計問題における官邸からの人格攻撃についてで、これもとても重要なのだが、今回は…

加計学園、申請書の補正完了のニュース

加計学園の実習は認可できるレベルなのか 政局が混とんとしてきたが、加計学園は獣医学部の設置申請について、設置審から求められた申請書の修正を終えて、9月27日に文科省に提出したと報じられた。 実習期間と教員の訂正だったらしいが、これが本当にきちん…

日本の畜産業を数字で見ると

農水省の畜産統計から、都道府県別の一覧表を作ってみた。飼育戸数や頭数の順位をつけて一位をピンクに、10位までを黄色にして眺めていると、いろいろな解釈が思い浮かぶ。 まずわかりやすい印象として、畜産業は北海道が最も盛んだということ。牛がダントツ…

加戸氏の獣医学部熱望論に根拠なし

加戸氏の獣医学部熱望論は畜産の実態と防疫体制から根拠薄弱とわかる これまでこのブログでは公私協力方式での大学誘致には先行き不安があることを紹介してきたが、国会で「地元がいかに加計学園を歓迎しているか」熱弁をふるったのが加戸守行氏だ。加戸氏は…

今治キャンパス(獣医学部)には図書館がない

図書館がない、獣医学部なんて 違法ではなく、大学設置条件に外れているわけではないが、予定されている加計学園の獣医学部校地には図書館がないようだ。 これは残念だ。 確かに、図書館は大学にあればよいので、一学部が備えるようにという「大学設置基準」…

疑惑は山積したままの獣医学部新設

設置審は「認可保留」となったが、今治市で校舎はどんどん建っている。獣医棟の図面が80%ほど、表沙汰となり、実習施設の不足や実験設備においてのバイオハザードの心配まであるらしい。 この機会に、内閣においての「特区諮問過程」における不審点を整理し…

今治市の高等教育機関

今治明徳短期大学があるのに、何故、大学を誘致? 加戸元知事の「大学待望論」をある程度、信じていたので今治市には高等教育機関がないのだと思っていた。ところが、創立50周年を迎えた男女共学の短期大学、今治明徳短期大学が市街地(今治市役所から徒歩圏…

地元、今治市や愛媛の方たちに思うこと

「今治加計獣医学部を考える会」が主催した8月19日の講演会の録画を見た。 寺脇研さんが情熱的に語っておられる姿、黒川さんが冷静に分析して話しておられる姿に感銘を受けたが、対照的に、会場の今治市民が「大学が新設される」ということについて、ほとん…

加計学園獣医学部について設置審は判断保留

8月9日に文科省の設置審議会が開催され、8月末の認可は少なくとも「ない」ということが報道された。こんな不正をベースにした学部が新設されるなんて大問題。今後とも見守っていきたい。 以下はNHKのニュースから 学校法人「加計学園」の来年4月の獣医学部…

加計問題、ワーキンググループ委員の主張への疑問

ちまたに広がる挙証責任論とは 加計問題は、私のように「学部の設置認可が出るのかどうか」を見守っている立場からすると、これからが正念場。だが、政争の道具にされている感もあり、真相解明が進まない現状に「どうでもいい」問題となっている面もあるかも…

不正は明らか! 加計学園への事前相談

元・大学職員としては、25日の国会集中審議ではっきりと「不正」を感じたのは、文科省の事前相談についてである。 ”松野大臣は24日、文科省が去年11月、加計学園に対し学部新設に向けて様々な助言をしていたことを示す文書の存在を認めました。一方、同…

記者会見で配布された文科省文書について

特区の議事録と合わせて読みたい文科省文書 前川喜平氏が「記載されている内容は事実」と認めた文科省文書は、現在のところ内閣府や官邸からは「記憶にない」という答弁があるばかりで、事実と認められているわけではない。 けれども、特区の議事録と対比し…

疑問点その3―クローズアップ現代の解説

6月21日、NHKのクローズアップ現代が加計学園問題をとりあげた。この放送では、10/21萩生田官房副長官ご発言概要という文科省内の新文書がスクープされ、加計問題に消極的とみられていたNHKが 一気に地位回復を遂げたような内容だった。 けれども、私自身は…

疑問点その2― 獣医師の不足という「嘘」

加計問題への疑問を追及するうえで、クリアしておきたいのは獣医師が不足しているのかどうか、また、獣医師資格保持者の動向(他分野への就職率など)を知ることだ。農林水産省の統計で全国的な趨勢を知り、各地域のJAなどの統計に当たりなどしていた所、非…

元・大学職員が見る「加計問題」―疑問点その1

利害関係者が多すぎる、首相は明らかに利益相反 加計問題の報道に触れ、おそらく国民の多くが素朴な不信感を抱いたのは安倍首相の利益相反についてだろう。 利益相反というのは、案外、よくあるコンプライアンス違反で、例えば次のようなケースが利益相反と…

元・大学職員が見る「加計問題」

自分でも意外、文科省を応援したくなるなんて 5月末からの約2か月、加計学園問題にいろいろな面で興味をもってきた。というのも、興味をそそられる点が次々に湧いてきたからだ。 はじめは、獣医師について。私は15年ばかりネコを飼ってきて、数軒の動物病院…