m-editの日記

加計学園問題を普通の女性として追及していきます。

ギャンブル依存症の父と過ごした幼年期

幼い頃、すぐ身近にギャンブル依存症の人がいました。父でした。 もちろん、母は子どもたちには隠していましたが、親戚が来て話し合いがもたれたりして、事情が少しずつわかってきました。私が小学校に入ったばかりの頃、父が常習的に賭けているのは「ケイリ…

性被害からのサバイバーとしての雑感

ジャニー喜多川氏の児童性加害について、相変わらずマスコミのスルーは続いている。一方、北村春男弁護士が「ジャニー喜多川氏の性加害」について、3本のYouTube動画を出していたり、中田さんの動画は380万回再生を記録(5月2日16:00)していたり、ネット…

「黙るのをやめよう!」声を上げた元ジャニーズjr

4月12日のカウアン・オカモトさんの記者会見が一人の元ジャニーズjr.の心を動かした。ジャニーズ事務所を退所し、2006年からダンサー(タレント)として活動しているマイコーりょうさんが、ジュニア時代に認識していたジャニー喜多川氏の性暴力について語っ…

中田敦彦さんがジャニー喜多川児童虐待の解説動画をUP

昨日、深夜(2,023/4/23 23:00頃)、中田敦彦さんがジャニーズ性加害問題についてのYouTube動画をアップしました。全部で1時間8分と長尺ですが、BBCが何故、今、ジャニー氏の性加害問題をとり上げたか(イギリスでも少年への性加害が長く隠匿されてきた…

カウアン・オカモトさんの主張を理解するために

ジャニー喜多川こと喜多川擴氏の性加害について、当事者として外国人特派員協会で会見を行ったカウアン・オカモトさん。4月12日の会見以降も精力的にYoutubeで発信を続けているが、とりわけ4月20日のArcTimesにおけるロングインタビューは秀逸で、被害者の中…

【結果報告】少額訴訟は棄却(私の敗訴)されました

2020年6月に、労働保険の事務手続きの代行業者(労働保険事務組合TSC)を相手取り、年会費の66000円返却を求めて、少額訴訟を起こしました。 裁判において、裁判長は私の主張には「同情の余地がある」として和解を勧められましたが、TSCが拒否、訴訟は棄却と…

少額訴訟の原告になりました

弁護士ナシでもできる、1日で審理が終わる(らしい)少額訴訟 契約をめぐるちょっとしたトラブルに巻き込まれ、先方の言い分にナットクできなくて、市民法律相談というものを利用した。担当の弁護士が、「あなたの言い分はごもっとも」と勧めてくれたのが、…

伊藤詩織さんのジャーナリストとしての手腕

花田紀凱氏が山口敬之をゲストに招いて、YouYubeで伊藤詩織さんを攻撃している。 その中で最も醜悪なのは、伊藤さんの仕事を否定していることだ。「受賞するようなドキュメンタリーを作れるはずがない」「いかにもジャーナリスト然としているけど、なんであ…

伊藤詩織さんの優れた仕事

レイプ事件の犠牲者であり、民事裁判で一審は勝訴をかちとった伊藤詩織さん。事件がクローズアップされているからだろうか、初監督したドキュメンタリー「LONELY DEATH」がネットで公開されている。約45分で、日本における孤独死と遺品整理(特殊清掃)をと…

支離滅裂の極みとなった加計問題

地元自治体のストーリーが崩壊した加計問題 5月21日に愛媛県が公開した文書に、加計理事長と安倍首相の2015年2月25日の面会についての記載があり、5月26日には加計学園が「こうした面会はなく、面会があったという報告を県や市に行ったのは誤情報の伝達だっ…

日大アメフト反則で感じたこと

日大DL選手が照らした闇 5月の連休明けから連日、報道されている「日大アメフト事件」。私自身、実家のすぐ近くに大阪産業大学付属高校があり、卒業生が日大のアメフト部員に4名在籍していることを知って、心配は増えていくばかりである。 日大DL(ディフェ…

愛媛県知事の中村氏が喚問に応じるなら

国会で中村知事に質問したいこと 加計学園や今治市、愛媛県が官邸を訪問する予定であることを、2015年4月2日当日に内閣府が文部科学省に知らせたメールが公開された。これで「首相案件文書」はさらに信憑性が高まり、柳瀬氏の「記憶にある限り、会ったことは…

柳瀬審議官の反論を検証する

根拠が薄い柳瀬氏の反論 2015年4月2日の首相官邸における面談の内容について、愛媛県職員が作成した備忘録は、「首相案件文書」と呼ばれているとおり、当時首相秘書官だった柳瀬氏の発言が注目されている。柳瀬氏は、10日にコメントを発表した。以下が全文で…

首相案件文書の読みどころ

愛媛県職員が2015年4月2日の官邸訪問結果を記録した「首相案件」文書が、農水省からも「発見」された。こちらは現物のペーパーがあり、斎藤農水大臣が記者会見で配布し、一部報道機関が公開している。アエラドットに全文があるので参照されたい。 dot.asahi.…

2015年4月2日の会合が示す違法性とは

国家戦略特区基本方針に違反の疑い 「記憶にない」という柳瀬秘書官の言い分は、愛媛県にあった備忘録だけでなく、読売新聞がスクープした別の出席者の発言によっても信頼性が薄まってきた。 安倍首相の「部下を信じる」という発言も、その信じる内容が「記…

「会っていない」と強弁する不思議

4月10日、加計問題にエポックメーキングなニュースが流れた。 2015年4月2日に首相官邸で柳瀬秘書官と愛媛県、今治市、加計学園の関係者が面会したときの記録文書が報道されたのだ。 愛媛県知事の動きはスピーディだった。夕方のニュースで確認し、夜のうちに…

明日は「文藝春秋5月号」を買いに走れ!

佐川証言はやはり虚偽 国会で太田充理財局長が「ゴミを撤去するトラックの台数について」理財局が森友学園に口裏合わせを依頼していたことを事実として認めた。また、昨日も記したように、2017年2月22日の菅官房長官との会合に、佐川理財局長ばかりか現理財…

前と現理財局長は2人とも官邸と協議していた

2016年2月22日に菅官房長官との打ち合わせがあった NHKのクローズアップ現代「森友文書」に続いて、理財局から森友学園へのゴミ撤去分の口裏合わせの依頼や国会答弁前の官邸との打ち合わせが明らかになりつつある。3月27日の佐川氏証人喚問以降、森友のニュ…

下関市教育委員会の残念な判断

前川喜平さんが精力的に講演活動に取り組んでいる。穏やかで飄々と自然体を貫く前川さんだが、内心の気骨、燃え上がる怒りは相当に烈しいものがあるようだ。 4月の講演も関西だけでもこれから3か所で予定されている(私が知っている範囲)が、中国・九州でも…

前川さんの魅力

佐川さんにまっとうな証言を期待してはいたものの、心の底では、「なかなかそれは難しい」とわかってはいた。国民を裏切らない生き方を今から選んだとしても、肩書や地位や過去のキャリアをすべて失くしてなお、魅力のある人間であることは稀なことかもしれ…

3/27国会での佐川証言は矛盾に満ちていた

複数の矛盾点が指摘されている 公務員としての倫理観に欠ける佐川証人の姿勢はあきれるばかりだったが、元外務官僚の佐藤優氏は、ラジオで「佐川さんは合理的に行動しています。官邸を守り、財務省を守ることで自分を守るという。自分のことしか考えていない…

真相解明に背を向ける麻生大臣を許しません

証言拒否にお墨付きを与える麻生発言 佐川氏の国会での証言は真相に近づくものとはいえず、改ざん文書の提出で愚弄した国会を、再び愚弄するものだった。国権の最高機関に対してのこの行為、私たち国民は絶対にこれを許してはならないと思う。国会議員は野党…

落胆した 佐川さんの証言

混乱や信頼を揺るがしたと、軽く解釈されては困る 財務省の前理財局長・佐川宣寿氏の証人喚問が決まってから、毎朝、ニュースをチェックするのが怖かった。ご無事でおられるか、心配だったのだ。だから、今朝は、しっかりとした足取りで国会に入った姿を見て…

文科省のリークが発端だった「前川さん授業不当介入問題」

YouTubeで日本の官僚機構についての討論番組を見ていたら、パネラーの寺脇研さんが「誰も言わないけど」と、「前川さん授業への不当介入が報道された発端は、文科省のリークでしょう」と発言していた。 確かに、今回の問題が発覚した経緯について見逃してい…

前川さん授業への不当介入に抗議して

問合せを指示した赤池議員の「根拠」をただす 3月20日になって、文部科学省に前川さん授業について調べるよう「進言」した国会議員が明らかになった。 池田佳隆衆院議員と赤池誠章参院議員である。文科省に直接、問合せをしたのは赤池議員らしく、そのあたり…

教育への不当介入 追加質問への回答(全文)

すぐに追加の回答があった。この回答に加えて、保護者への呼びかけ文や配布したチラシなども添付されているが、そちらは割愛する。冷静に根気強く回答していることに敬服する。

教育への不当介入 文科省のメール(二通目)全文

3月5日に届いた回答に対して、文部科学省は性懲りもなく3月6日に追加質問を発している。回答についての質問が加わり、分量も多い。執拗で卑劣な文面である。

教育への不当介入 回答文全文紹介

3月1日に文科省から15項目にも及ぶ問合せがあり、回答期限は5日と設定されていた。名古屋市教育委員会および学校長は文部科学省に回答している。詳細に、具体的にという注文があったので、かなり長文だ。

教育への不当介入 文科省のメール(一通目)全文

前川さん授業への不当な介入について、文科省の執拗で威圧的なメールと名古屋市教育委員会および当該校長の誠実かつ断固とした回答をぜひ、紹介したい。民進党が野党ヒヤリングを載せているページで公開したものを転載しました。

教育への不当な介入に、前川喜平氏がコメント

文部科学省が前川喜平氏の授業を実施した名古屋市教育委員会に不当な圧力をかけた件で、前川さん自身がコメントを発表した。以下に転載します。 ----------------------------------------- 2月16日に私が名古屋市八王子中学校で行った授業において、文部…