昨日、深夜(2,023/4/23 23:00頃)、中田敦彦さんがジャニーズ性加害問題についてのYouTube動画をアップしました。全部で1時間8分と長尺ですが、BBCが何故、今、ジャニー氏の性加害問題をとり上げたか(イギリスでも少年への性加害が長く隠匿されてきた過去があること)、に始まって、告発の歴史や文春との裁判など網羅的な解説になっている。
●特に優れているのは、41分からの「日本の法律と性犯罪」についての解説だ。
日本において、長く性被害の対象は、女性を前提にしていたこと、先進国では珍しく性交合意年齢が13歳となっていることなど、被害者が男性で15~18歳という年齢層だったこの問題が、大々的に取り上げずらかった背景を説明されている。
●さらに55分からは、被害者が加害者に嫌悪や敵愾心をもたせないようにコントロールする「グルーミング」について、ジャニー喜多川氏の振る舞いと関連づけて解説している。今回のケース、喜多川氏がいかに巧妙であったか認識できる。
ぜひ、閲覧してほしい。児童を性暴力から守るためには、法改正が必須だと納得していただけるはずだ。