m-editの日記

加計学園問題を普通の女性として追及していきます。

文科省のリークが発端だった「前川さん授業不当介入問題」

 YouTubeで日本の官僚機構についての討論番組を見ていたら、パネラーの寺脇研さんが「誰も言わないけど」と、「前川さん授業への不当介入が報道された発端は、文科省のリークでしょう」と発言していた。

 確かに、今回の問題が発覚した経緯について見逃していたが、私自身が触れてきた報道を振り返るときちんと符合する。文科省内部からNHKへの情報提供があり、問題が顕在化したということらしい。

 というのも、私が第一報に触れたのは、3月15日のNHKのWEBニュースで、そのときの映像(問合せのメールや質問状)には黒塗りがなかった。

 翌日の3月16日に名古屋市教育委員会が記者会見を開き、メールや質問状、回答を公開するのだが(この文書は私がこのブログでも発表したもの)、前川氏をはじめ、個人名については黒塗りにしてある。野党の追及によって文科省が文書を公開するのはさらにその後なので、15日に画像で紹介されたものは、内部告発者によるとしか考えられないのだ。

 文教族の議員からの圧力で現場への不当な介入をしてしまう官僚もいれば、その姿勢を許せなくて情報リークする官僚もいる。文科省のまっとうな職員を、職員たちのうちなる矜持を心から応援したい。