m-editの日記

加計学園問題を普通の女性として追及していきます。

森友文書改ざんを許しません①

文書には作文もある

 朝日新聞のスクープから始まった森友文書の改ざん疑惑は、文書の姿については、ほぼ明らかになりつつある。情報番組などでも紹介されているが、まとまって一覧したいのなら、NHKがPDFにしているのでそちらをおススメします。

 何人かの識者が口にしているが、一読して驚くのは、改ざん前の決裁書にあまりにも詳しく交渉の経緯が記載されていることだ。この文書を読むだけで、森友学園が財務状況としては学校設立などできないような法人であるのに、次々に色々な手法を見つけ出しては無理難題を言ってきたかがわかる。近畿財務局にとって相当に厄介な存在だったことだろう。その嘆きが目に浮かぶようだ。

 そして重要なのは、政治家の名前が消されたり、詳細な経緯が削除されたりしただけでなく、作文されている箇所もあることだ。分量的な違いがあまりない「承諾書の提出について」という文書など、非常にすっきりと書き換え、体裁が整っている。

 これほどの捏造と改ざん、本当にすごい労力を注いでの作業だ。こっそり目を盗んで、という作業ではありえない。
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