m-editの日記

加計学園問題を普通の女性として追及していきます。

難易度が高すぎる! 文書の開示請求手続き

 近畿財務局の森友担当官が自殺したという報道がある。お悔み申し上げます。

 その森友文書のねつ造に関連して、野党の財務省ヒヤリングなどをYouTubeで見ていると、ねつ造疑惑がそれ単独で問題なのではないと思えた。会計検査院による調査以来、財務省の文書は国会や報道機関に公開されるようになり、複数の文書に国会審議との齟齬をきたす内容があることがわかった。

 特に情報公開請求を精力的に行ってきたのは、神戸学院大学の上脇博之氏だ。IWJのインタビューで森友学園の設置趣意書など、複数の文書について公開し、疑問点の解説を行っている。当時の理財局長である佐川氏の答弁がいかに虚偽であったかがわかる。

 だが、驚いたことに、こうした文書は今年の1月19日に開示されたのだが、請求手続きが完了したのは昨年の9月なのだという。私は、一度も公文書の開示請求というものをしたことがないのだが、4か月もの間、すでにある筈の文書の開示を待つなど、できそうにない。

 国民に行政の情報を知らしめるための情報公開なのに、手続きも難しく、コピー代などの経費は有料で、しかも請求から気が遠くなるほどの時間がかかるなど、情報公開の趣旨が活かせてないのではないか。

 森友学園は、衆目が集まったから顕在化したが、水面下でどんな行政が行われているのか、情報公開のハードルをもっと下げ、スピーディに対応してほしいものだ。