m-editの日記

加計学園問題を普通の女性として追及していきます。

今治市の高等教育機関

今治明徳短期大学があるのに、何故、大学を誘致?

 加戸元知事の「大学待望論」をある程度、信じていたので今治市には高等教育機関がないのだと思っていた。ところが、創立50周年を迎えた男女共学の短期大学、今治明徳短期大学が市街地(今治市役所から徒歩圏内)にあった。

 ご多聞によらず、定員割れして久しい短期大学のようではある(全国的な傾向)。とはいえ、社会人入学制度もあり、公開講座も行っていて、地域に開かれた短大であろうと努めているようだ。

 短大だけを経営している学校法人ではなく、中学や高校も併設しているし、戦後に学制が新しくなったときに学校法人を設立しているのだから歴史もある。ということは、地元で入学者が確保できる見通しがあれば、4年制大学を開学する意欲は、あったに違いない。短大のままで頑張っている、そして定員割れに苦しんでいるということは、今治市近辺に新たに4年制大学を設置するようなニーズはないということではないか。加戸元知事は「どの大学にもすげなくされた」と嘆くより、今治明徳短大の将来について、短大関係者とともにもっと知恵をだし、トライアルすべきだったのでないか。

 すでにある短期大学を無視し、ないものねだりで若年層の誘導を図るなんて、不合理かつ理不尽な方策だ。

 今治明徳短大のホームページ⇒今治明徳短期大学 | 大学案内 | 大学の歩み